2008.09.11

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昭和の子供たち

 

9月11日(木) 大阪
またまた、ソフトボールの話になるが、
先日、我が小学生女子ソフトボールチームは
大阪府知事杯という大会に岸和田市代表で出場した。
この大会のために、夏休み中、ほぼ毎朝、午前6時から練習し、
土曜日・日曜日は暑い中、一日中、練習や練習試合を行ってきた。
子供たちは、泥まみれ汗まみれになりながら一生懸命練習をしてきた。
肌は小麦色というより真っ黒に焼け、すごくたくましくなった姿があった。
まるで昭和の子供たちである。
私もコーチも子供たちも、かなり自信を持って大会に臨んだ。
試合は2回戦、終始押し気味であった。
押し気味というより圧倒していたのだが、結果は逆転負け。
勝負に勝ち、試合に負けたという感じである。
試合後、子どもたちは号泣していた。
一生懸命努力してきただけに悔しいのだろう。
私もコーチたちも泣いていた。
40過ぎのおっさん連中を泣かすこの子たちって何なんだろう? 
この子たちと一緒にもっとこの空間を共有したいと思った。
いつも、子供たちから感動をもらう。
監督として勝たせてやれなかったので申し訳ないと思う。
結果論であるが、あの時、送りバンドをすれば・・・など采配に悔いが残る。
勝負事は結果論で何とでも言える。
勝てば、監督の采配のおかげとか・・。
世間では、
人は成功した人を見て、「だから、あの人は成功したという」
失敗した人を見て「だから、あの人は失敗したという」
人には良いところも悪いところもあるが、結果を残さなくてはならない。
結果を残した者に高い評価が与えられるのは事実だ。
ただ、子供たちのソフトボールに関してはそう思いたくない。
必ずしも結果がすべてではない。