2008.10.27

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久しぶりの福岡

 

10月27日(月) 福岡
福岡
出張の移動は飛行機と決めているが、今回は新幹線を選んだ。
私が新幹線をあまり使用しないのは、じっと座っていられないのが最大の理由だ。その上、新大阪~博多間はトンネルが多く、モバイルの電波が届かない。メールの送受信が上手くできないので、ちょっとイライラすることも要因の一つだ。
それなのに今回飛行機ではなく新幹線を選んだ理由は、ANAは「大阪~福岡」便がすべてプロペラ機なので、狭いし酔ってしまう。JALは最近乗ることがないが、調べると都合のいい便がなかった。きっと「大阪~福岡」は新幹線の方が便利なので利用する人が多いのだろう。
ちょうど昼に差し掛かったので駅弁でも食べようと思った。
飛行機のキャビンアテンダントのような女性が新幹線にもいるが、その車内販売員に駅弁を注文した。駅弁を特に楽しみにしているわけではないが、幕の内弁当は食べようと思わないので、たまたま神戸牛ステーキ弁当を指差したら、あいにく切らしているとの答えだった。
幕の内弁当と散らし寿司の2種類しかなく、「それなら弁当はやめておこう」と思い注文を断った。すごく神戸牛ステーキ弁当を食べたそうに見えたのか、気の毒に思ったのか、私の顔が恐かったのか、30分位してから「神戸牛ステーキ弁当、一つだけみつかりました」と笑顔でわざわざ席まで持って来てくれた。
普通なら「ありません」で終わるところを、苦労して探して届けてもらったことが非常にうれしかった。その後も、ゴミを集めたり精力的に動いて、見ていて気持ちがよかった。このような心遣いにプロ意識を感じ、新幹線も悪くないなと思った。
人への気配りや思いやりはついつい忘れがちだが
人が生活するにあたって大切である。
でも帰りは、私の性格上やはり飛行機で帰った。