1954年の世界で初めて血液ガス分析装置を開発。2005年には1st Automaticソリューションの導入など常に血液ガス測定の分野をリードしてきました。日本のラジオメーター社は1990年にデンマークラジオメーター社の日本支社として設立されました。 現在は血液ガス分析装置の世界シェアNo.1、世界100ヶ国以上でビジネス展開、従業員数は世界で2,200名にのぼります。販売子会社は23ヶ国で設立しています。 日本(約30%)、ドイツ、アメリカの売上が主ですが、2012年度は世界中のラジオメーター子会社の中で日本が売上トップになりました。 メインの商材は血液ガス分析装置、免疫測定装置、経皮血液ガスモニタなど。全て急性期医療に特化した製品群です。採血から結果報告までのプロセスを自動化しています。その結果、測定前エラーが減っただけでなく、患者・サンプル・結果間の照合が改善され、ペーパーワークも減ったと多くの医療機関で取り入れられています。 ■機器を販売すると、それに伴い、必ずその機器で使用する多種多様な消耗品の売上が発生します。 同社はその消耗品にも着眼し、事業を行っています。消耗品の売上も総売上の中のかなりの割合を占めているため、機器の売上のみに左右される事がなく、非常に安定したビジネスモデルとなっています。