2009.03.03

Blog

浦島太郎?桃太郎?

 

3月3日(火)
追い詰められても切り抜ける人とは?(プレッシャーに強い人とは?)
極限状態で「平常心を失わないタイプ」か「プレッシャーに押しつぶされるタイプ」かは、ある一つの質問で見抜くことができるそうです。
それは、『 「浦島太郎」と「桃太郎」のどちらに共感をもてるか? 』です。
皆さんはどちらですか?
極限状態に強くなるためには、4つの心構えが必要です。
1)情緒的共感性
ピンチになっても柔軟な思考ができ、簡単にはあきらめず、しぶとく粘る。それまでの人生で染みついた「こういう状況ではどうせこうなるに違いない」といった固定観念を捨てる。何事も理屈先行で考えたり、勝手にあきらめ結論を出したりしない。
2)有意味感
どんな環境にあっても自分の行動に意味を見出す能力。例えば、何のいわれもなく収容所に入れられて穴掘りを強いられたら、生きる気力をなくしてしまう。しかし、有意味感の高い人は、穴掘りの技術を向上させようとしたり、掘った穴の数を数えたりと意味をみつけて厳しい状況を耐えしのぶ。
3)どんなときも楽観的に物事を見る
「自分のこれまでの経験からすれば、必ずここまでなら対応できる」と楽観的にとらえる能力。
4)全体的把握感
つまらない作業でも段取りを組む。例えば、トンネルの中で生き埋めになったときに、はるか遠くに一筋の光があっても、無数の岩が立ちふさがっていれば、多くの人が落胆する。全体的把握感の高い人は、目の前の岩の数より、「光の地点まで岩を取り除く」というやるべき作業全体に着目し、例えば「2時間で10分の1進む」といった段取りを反射的に組む。
まとめると・・・
何事も理屈で考えるクセを改めて、どんな環境でも意味を見出し、楽観的に行動し、長期的な視点をもつことで「極限状態」に強くなれるのです。
あなたは「浦島太郎」ですか?それとも、「桃太郎」ですか?